レンタルした漫画の感想を書き綴るコーナー。今回は超人気漫画である花田陵先生の「デビルズライン」をレンタルしたのでレビュー。人間と吸血鬼が混在する世界で基本的に交わることが許されない二人の純愛ラブストーリーあり、バトルありの骨太ダークファンタジー漫画に仕上がっています。とにかく主役の安斎とヒロインの平つかさの恋愛模様はニヤニヤせずに読んでいられません!

デビルズラインの主役は吸血鬼の血が混じったハーフ人間:安斎結城。そしてヒロインは奥手で天然ながら安斎に惚れてしまう平つかさといった女性。安斎は吸血鬼とのハーフながらも警視庁公安に属しており、秘密裏に犯罪を起こす吸血鬼の処理をしている。

そしてある吸血鬼を追っていた時に平つかさと出会う。腰を抜かしたつかさを自宅まで送り届ける安斎だったが、つかさの血を見た瞬間に吸血欲が出てしまいその場で、つかさに襲いかかる。ギリギリの所で自分に鎮痛剤を打ち、冷静を取り戻す安斎だがここから二人は急速に相手を意識するようになる。

最初の流れはこんな感じ。

大筋の物語としては吸血鬼を世の中から消し去ろうとする組織があり、それを安斎達が追いかける形になる。現在は9巻まで発行されているが物語の結末を迎えるまではまだまだといった感じ。

安斎やつかさ以外の登場人物も多くキャラが立っている人物が多い。そして登場するキャラはイケメン、美女もこの漫画の魅力。謎も多く、引きつけられる物語。何より主役の安斎とヒロインつかさの読んでいるこっちが恥ずかしくなるような純愛は見所の一つ。

吸血鬼と人間の儚い純愛物語

この漫画は吸血鬼を根絶やしにする組織を追う漫画でもあるが、見所はやはり安斎とつかさのラブストーリー。この二人以外にも吸血鬼と人間のカップルは存在しているのだが必ず事件を起こし上手く恋愛関係が成立しないのだ。

安斎とつかさも例外ではなく、安斎はつかさがピンチになったり、つかさの血を見てしまうと吸血鬼モードに入り暴走してしまう。

当の本人も自我をなくしてしまうほどなので被害は当然つかさにも及ぶ形になる。基本的には吸血鬼と人間の恋愛はタブーのような雰囲気が流れている。しかし、安斎は人間と吸血鬼のハーフ。安斎の出生には謎が多くあり、まだ解明されていないが二人は吸血鬼と人間が結ばれるよう努力をしていく儚い姿も描かれる。

同時にこの二人は恋愛に疎い。
しかし、大胆なことをしたりする。中学生のように照れながらラブイチャモードに入ったり、いきなり大人の表情になり大胆なラブイチャモードを見せたりする。なんだかニヤニヤするし、見ているこっちが恥ずかしくなってしまう描写もある。

この安斎とつかさの恋愛模様は間違いなく、この漫画ひとつの見所。胸をキュンキュンさせたい女子は必見の漫画だ。

女子も安心して読める人外マンガ「デビルズライン」

表紙を見る限りだと怖そうな印象を持つ方も多いかもしれないが内容はそこまでグロテスクではない。この漫画を読む女性の多くは安斎とつかさの恋愛に胸キュンしていたり、切なさを感じていたり…ダークファンタジーでバトル要素もあるが、必ず少女漫画のような純愛要素を所々に挟んでくるので女性はラブストーリー漫画として読んでも面白いと思う。

特に主役である安斎結城は女性受けするキャラクターなのだ。そしてイケメン。

序盤の巻では表紙と中身の絵に差異があるように感じるかもしれないが巻が進む事に絵が綺麗に上手になっていくので安心して欲しい。先の読めないミステリアスな物語や世界観と人間&吸血鬼のラブ要素。これがデビルズラインの魅力。

絶対に面白いので興味が出た方はぜひレンタルしてデビルズラインの世界観に悶えて欲しい(笑)

漫画「デビルズライン」レンタル情報

デビルズライン

原作・著者花田陵
レンタル価格500円

都会の喧騒の裏で連続発生する吸血殺人。ある日、恋愛に疎い大学院生・平つかさは、自分にじっと向けられた男の視線に気づく――。愛と欲望、暴力と献身が交錯するダークファンタジー!


電子書籍レンタルストア「Renta!」にてデビルズラインはレンタル可能。48時間がなく無期限レンタルのみとなる。無期限レンタルは期限がないので一度借りてしまえばいつでもどこでも読み返すことが可能。1回読んで終わり…にはならない漫画なので無期限レンタルする人が多いようだ。